とりあえず、やっと新しいパソコンのセットアップが終わりました。
今回、マザーボード、CPU、メモリ、グラフィックカードなど、ケースとHDD以外ほとんど変更しましたが、セットアップ中、以下のような面倒な事がありました。
【その1】システム用HDDがそのまま使えない
これは、先に知っていたことではありますが、起動用HDDドライブは新しいマザボに差し替えただけでは起動できないことがあります。
Windowsのドライバの問題ですので、Windowsを上書きインストール(修復インストール)すれば通常は起動できるようになります。
しかし、Windowsのインストール中に青画面になって再起動されてしまい、どうやっても起動させることができませんでした。
これでかなり時間が掛かったので、あきらめて新しいHDDにWindowsをインストールすることに決めました。
【その2】ドライブレターの罠
古いHDDと新しいHDDを両方接続した状態でWindowsをインストールすると、古いHDDのドライブレターが「Cドライブ」なので、新しいHDDのドライブレターはそれ以外の値にされえてしまいます。
これは、先に古いHDDのドライブレターを変更しておけばいいのですが、そうもいかない場合が多いです。
今回は、一度Windowsをインストールした後で古いHDDのドライブレターをC以外に変更しておき、再度Windowsをインストールし直しました。
起動ドライブのドライブレターも変更してしまえば良いのですが、基本的にそれはできません。
レジストリをいじって変更できる場合もありますが、その方法は今回はだめでした。
【その3】Windowsのライセンス認証の罠
WindowsXPは、ライセンスの管理をマイクロソフトがオンラインで行っています。
つまり、コピーしてもばれてしまう仕様なわけです。
今回、ハードが新しくなったのでマイクロソフトから見ると、別のパソコンにインストールして2台で使おうとしていないか?という風に見えるわけです。
マイクロソフトも、何度かはスルーしてくれるんですが、何度もライセンス認証を行っていると回数制限があって、それ以上は認証してくれなくなります。
具体的にいうと、ライセンス認証を行っても、制限回数に達しましたといわれて、新しいライセンスを購入するか、電話で連絡しなさいと言われます。
電話すると、いつもの自動音声の認証をやらされますが、終わるとやはり制限回数オーバーと言われ、オペレーターに繋がります。
そこで事情を話すと、その人が認証をしてくれるので言われた数字を入力すれば完了です。
【その4】前のHDDのファイルが読めない?
無事、Windowsを起動し、前のHDDから必要なファイルをコピーしようとすると、なぜかコピーに失敗します。(HDDの空き容量が無いか、権限が無いと言われてコピーに失敗します)
これは、ファイルの所有者設定が残っているからで、それを上書きすることでコピーできるようになります。
前のHDDのフォルダやファイルを右クリックし、プロパティ→セキュリティ→詳細設定→所有者→Administratorsを選択してサブコンテナとオブジェクトの所有者を置き換えるにチェックを入れてOKか適用をクリックすれば更新されます。途中でダイアログが出て、権限を変えるか?と聞かれたらOKします。
ただし、この作業、ファイルが大量にあると非常に時間が掛かります。
【その5】当たり前ですが、使うソフトを再インストール
新規インストールしたので、いままで使っていたソフトを全部インストールし直さなくてはなりません。
先にバックアップでも取っておけばいいのですが、そこまで気が回らなかったのと、どうせならクリーンインストールしたかったというのもあります。
この作業はなかなか進みません。
いちいち何のソフトをインストールしていたかなんて憶えていないからです。
必要になったら、その時にインストールするのが一番です。
【結局】
で、結局丸一日掛かった次第・・・。
しかも、まだ完全には終わっていないし。
新しいPCのレビューは次の記事に書きます。