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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)
毎日の読書時間が少なく、読み終わるのに一ヶ月掛かりました。
ここで書評を気取るほどは読み込んではいない作家さんの作品なので、素直な感想だけ書いておきます。
(ネタばれ的な事も書いてますので、これから読もうという人はこれ以上読まないでください。)
物語の設定には惹かれるものがあるけど、登場人物に惹かれなかった。
(唯一、「ピンクのスーツを着た太った娘」には期待したのだが・・・)
ページをめくる時の期待感とかそういうものを感じさせない淡々とした展開がつらい時がある。
この物語の最重要ギミックである、二つの世界の関係に驚きが無かった。
とにかく、淡々としすぎていて盛り上がりが無いのが惜しい。
設定やギミックは面白いんだけどなあ。
「世界の終わり」が主人公にとっての世界の終わりでしかないとか、
脳内世界を並列進行の別ストーリーとして進めるとか。
出版された当時に読んでいればまた印象も変わったのかも知れませんが。
次は、「ノルウェイの森」を読むべく買ってあるけどこの路線じゃないですよね。
意外と読み終わるのに時間がかかってしまいました。
面白い小説を読んでいるとき、目と脳が文章を理解して読めるギリギリのスピードまで読速が加速し(場合によっては行を飛ばすこともあります)、一気に読み終わってしまう感じなのですが、本作では、1度か2度、あわせて数ページ程度しかその状態になりませんでした。
クライマックスは一応盛り上がったので、まあそこそこ満足なのですが、何せそこまでが長かった。
合計3章(正確には4章)あるうち、始めの1章(1+2)が本作のほとんどを占めます。個人的にはそれほど面白い話では無かったと感じています・・・。
2章(3)、3章(4)はおまけに近い扱いですが、3章は例のぶっ飛んだ妹の話なのでかなり楽しく読めました。
さて、本作に対する少しの不満を書いておきますと、作中、主人公の行動範囲が狭いために「彼にカメラをよせると大変せせこましいホームドラマが展開するはめになる。」という記述がありますが、(これを書くこと自体の如何はともかく・・・)著者は、物語の展開を広げたいがために、主人公を置き去りにして別の(複数の)キャラクターに焦点を当てているように感じます。その結果、DDD1とは違って、主人公はあまり活躍しません。別に主人公が活躍しなければならない事は無いのですが、初めて出てきた良く分からないキャラクターよりは主人公に活躍して欲しいと思うのは仕方ない事ではないでしょうか。
また、DDD1では伏線と(読者への)トラップが効果的に使用されていて、読者は何度も驚かされることになりますが、DDD2では効果的な伏線やトラップが少ないように感じます。
まだ2巻ということはありますが、DDD1で感じた「DDD」に対するイメージを少し修正する必要がありそうな気がしてます。
DDD3ではあの妹が活躍?する気配があるので楽しみです。
8/10ごろ発売だそうで、楽しみです。
土曜日に書店で買うか、今のうちにアマゾンで予約しておくか迷います。
書店で買ったほうが早く読めるかもしれませんが、売り切れている可能性も・・・。
そして、奈須きのこさんと言えば、MOON PHASE さんのところに、空の境界の劇場版情報の続報が出てました。
情報ソースは分かりませんが。
こっちも楽しみです。
発売当時、なんとなくスルーしていたために今になって手に入らないという"落ち”になりかけましたが、
Amazonのマーケットプレイスで新品同様品を購入できました。
上巻はいまだに新品があるが、下巻が品不足ということは上巻が思ったほど売れずに、
下巻の発行数を絞ったということでしょうか・・・。
まあ、そんな邪推は置いておいて、内容について。
本書は、大きく4篇で構成されています。
「レイストリンの娘」は、富士見書房版のドラゴンランス外伝「英雄伝」に収録されていましたが、
(本書のあとがきにもありますが)当時、本編とは完全に外れた、いわゆる「外伝」的作品と思っていましたが、意外にもこれが「夏の炎の竜」の伏線になっている訳です。
「わが子のために」は、タニスとローラナの息子ギルサスのエピソードです。
タニスの「人間臭さ」はそこらの人間以上です。
ローラナの「迂闊さ」もエルフ離れしているかとw
ある意味お似合いの夫婦です。
このエピソードは、実はドラゴンランス最新シリーズ「魂の戦争」にとって重要な意味を持っています。
そして、「魂の戦争 第一部 落ちた太陽の竜<下>」を読んだあとなので、さらに大きな感慨を受けました。
そういえば、サマールはここから登場してましたか。
夏の炎の竜の第一部も収録されていますが、今回はスルー。
ドラゴンランスの小説は、AD&Dのキャンペーンシナリオと深い関係がありますが、そのルールを実際に読む機会も少ないと思います。
本作には、その追加ルールブックの中から、「タキシス騎士団」について書かれた部分が抜粋されています。
これを読むと、ドラゴンランスの世界が非常に緻密なルールに則って作られていることを垣間見ることができます。
本編と関係ないのですが、ドラゴンランスの復刻版~最新翻訳版で思うのは、装丁の帯のコピーが安っぽいこと!
まあ、若い人に読んでもらいたいのでしょうけど、「ゲームより面白い」とかちょっとどうでしょう・・・?
あと、文庫版も出したらどうでしょう?
長いシリーズなので、人に勧めるのが難しいです。
(入手の難しさ、価格の高さ)
新しいファンも定着した頃でしょうから、かつて出版された画集とかその他のの発行物も復刻していただきたいですね。
映画化されることですし、もうちょっと盛り上げていけないかと・・・。
(映画化については、別途記事にしたいです)
なにをいまさらな感じですが、ドラゴンランス復刻版が出てからセカンドジェネレーションには何故か食指が伸びませんでした。
きっかけは、先日、ドラゴンランスを人に勧める機会があって、そういえば夏の炎の竜以降全て買っているけどセカンドジェネレーションだけは手にしてなかったと思い出した訳です。
収録作中で一番の目玉は、富士見書房版には収録されていなかった、「キティアラの息子」ではないでしょうか。
これを読まずに夏の炎の竜を読んでしまったのは失敗でした。
これを読んでいればスティールに対する思い入れは全然違ったと思います。
本作では、タニスとキャラモンがお笑いコンビのようになっているのも見どころ?です。
ただ、スタームとキティアラの下りは、スタームのイメージぶち壊し感が否めず、ちょっとがっかりです。
富士見版を知らない人でレイストリンのファンにとっては、「受け継ぎしもの」は必読です。
今後大きく活躍することになるパリンの物語りでもあるのでその点でも重要な作品です。
キャラモンの親馬鹿ぶりもほほえましい。
「賭けるか?」は、いかにも外伝的な脇道ストーリーのようですが、後で非常に重要なストーリーとなってきます。
これらの3作は夏の炎の竜にとって、どれも重要なプロローグです。
夏の炎の竜を読む前に是非読むべきです。
復刻版としては、伝説より前に出版されていますが、読む順番としては、
伝説の後、夏の炎の竜の前となります。
お間違えの無いように!
先日購入し読了。
まず、第一印象。
なにやら変な装丁の本です。
講談社BOXと書いてあるが、本当に箱です。
カバーがボール紙の箱状になってます。
中身は、光沢のある装丁のコミックサイズの本になってます。
内容よりそっちが気になったり。
で、感想。
「奈須きのこ」さんといえば、TypeMoonのシナリオの人で有名ですが、
作家としては、同人作品から講談社文庫に昇格したことで話題になった「空(から)の境界」を書いた人です。
空の境界は映画化されることで話題になっていますが、そのタイミングで本作「DDD」の出版です。
もしかするとかなり売れてる?(Amazonでも上位だし)
それは置いておいて、タイトルのDDDはDecorationDisorderDisconnectionの略のようです。
というか表紙に書いてあります。
装飾、混乱、切断・・・
意味分かりませんね。
タイトルには大して意味が無いに一票投じたいところです。
DDDを読み出すと、ああ、これ、奈須きのこだって思います。
独特の文体に惹かれて一気に読んでしまいそうになります。
本作では、奈須きのこさんが多用するある手法が多用されています。
これでもかというくらいに。
(以下、ネタバレ注意!)
その手法とは、肝心な事実を隠蔽しておき、あえて読者に誤解をさせ、
最後に本当の事をばらしてびっくりさせるという手法。
これ、何回もやられると、もう何を信じて良いのか分からなくなります。
誰が女で誰が男かさえも曖昧になります。
実際、性別が曖昧なキャラが出てきますが・・・。
しかしなるほど、著者はこれがやりたかったのでしょう。
でも、正直、2巻ではもう勘弁して欲しいところ。
雰囲気は空の境界と大差無いです。
奈須きのこさんの作品が好きなら迷わず買いましょう。
知らない人は、空の境界と一緒に買いましょう。
でも、血みどろ系?が駄目な人は控えましょう。
かなりグロい描写が多々あります。
スラッシュドット ジャパン | 寄生獣がハリウッドで実写映画化
寄生獣と言えば、右手に寄生した「ミギー」が有名ですが、アメリカでは「Lefty」なんだそうです。
というのも、アメリカのコミックは日本とは逆で左から読むので、寄生獣は日本の漫画とは逆向きに印刷されているのだとか。
逆向きだと、右手も左手になるのでヒダリー=Leftyということだそうです。
ドラゴンランス最新刊の発売日は6/24ですよ。
昨年の5/26、このブログに「来年の春、次のシリーズが邦訳され、出版されることを願います。」と投稿しましたが・・・、とうとうこの時が来ました。
ドラゴンランスのファンはどれだけ長いこと待ったことでしょう。
ちなみに、原題は、「Dragons of a Fallen Sun: The War of Souls」というのですが、何年前でしょうかね・・・、邦訳が待ちきれなくて原書を買ってしまいましたが、英語が苦手なもので数ページ読んでそのままになってますw
発売は、3/28だそうです。
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